2013年12月9日月曜日

カフェ第一弾☆茶屋編その4〜山野草かふぇ〜


今年の汚れ  今年のう〜ち〜に🎵

そんなCMが空耳に聞こえてくる師走。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

今年の取材  今年のう〜ち〜に🎵

ってコトで

って言うかえっとあのその………

なんか鰤起こしの雷鳴届くおとろしい天候ではありますが(大汗)


なんと春待ち企画!

長い冬が明けたら

そこには幸せなカフェもオープン間近になるというお話w

(前フリの言い訳長っ)


今回は、東谷地区の

山野草かふぇのご案内です。

東谷地区は国の伝統的建造物群保存地区に指定された地区で、昭和の炭焼きを主産業とした山間部の四集落からなり、塀や石段の石造物や石積み、加賀市独特の赤瓦を使った民家、水路など
に自然とともに生きた時代の名残りがそこかしこに残っているところです。
大土村。携帯は繋がりません。
炭焼き小屋はまた動き始めています。
段々畑は田植えや刈り取りの体験ができます。

ここの水をわざわざ汲みに来る人もいます。

またこの地区の水産試験場では
昭和50年前後辺りに鶴仙渓で発見されたオオサンショウウオがいます。

でかくて真っ黒。

井伏鱒二に見せたくなります。

その奥には様々な滝が。
美しい姿は木の根が飛び出した登山道を登ったものだけが見られます。

さて、そろそろカフェの話に。

個人の赤瓦の古民家を改装して開かれたこの山野草かふぇは

今は山中温泉などに住む元住民の女性達「山中温泉ひがしたに地区保存会」
で作られました。

農家の高い天井。リフォームされています。
金沢からもよくお客様がこられます。
椅子とテーブルは高齢者にも優しく。

窓の外は森。下には川が流れその音に癒やされます。
川から風が上がってくるのでクーラーなしでも涼しい。

夏の取材ゆえ、私はしそ茶。青じその香りがします。

イラストレーターのあべさんは
リンゴ酢ジュース。

日替わりお菓子はなんとよもぎだんご‼︎

ついつい「Yes‼︎」とガッツポーズ。

ここのスペシャルは

誰が何と言っても

コレです。よもぎだんご。

地区の人しかどこに生息しているのか知らない河原ヨモギで作ったこのよもぎだんごは

信じられないくらいのなめらかさ。

繊維が感じられないのに
ヨモギの草の存在が圧巻だなんて。

一度は食べてみる価値あり!です。

ま、リピーターになっちゃうんですけどね(^ω^)

他にも季節やメンバーによって作られる地元で採れた野菜が入ったカレーライスや持ち帰りもできる柿の葉寿司などがあります。

今のところ、春から秋の毎週日曜日が営業日だそうで、

なかなかのレアものでございます。

久々に実家に顔を出す、そんな感じがピッタリくるカフェ。

暖こなったら、ばあちゃんのところによもぎだんご食べに行こうかな。


懐かしの日本に会いにいきませんか。


山野草かふぇ
ひがしたに地区保存会
http://hyaku-warai.jp/info/travel/cafe/index.html


2013年11月16日土曜日

カフェ第一弾☆茶屋編その3〜茶房実生〜



こんにちは。


かがやき探検隊です。


いやあ、もう気がつけば師走。


日に日に寒くなるわ早くにお日様沈んじゃうわで


鬱陶しい季節がやってきました(;^_^A


探検隊も冬眠したいところですが


そんなに甘くはないらしく


互いにムチ打たれつつ打ちつつ(汗)


活動にいそしんでおります。



今回紹介するのは




献上加賀棒茶で有名な丸八製茶所の直営茶房、


茶房 実生 (さぼう みしょう)



動橋の近くの打越という場所で、昔はお茶の栽培が盛んでした。


その頃から加賀藩のお茶文化を今に伝えている丸八製茶所は


なんと操業文久3年‼︎


このお店は加賀献上棒茶が有名です。




棒茶のはじまりは、明治35年。


それまでは捨てられていた茶葉のくきをなんとか商品か出来ないかと、金沢の林さんが「朝かおり」という商品名で販売を始めたところ、

その香ばしい独特の香りが評判となり、この地の名物となりました。


丸八製茶所では大正11年「加賀棒茶」の販売を開始し、丁寧に葉と茎を選り分け、職人が焙煎を行い、クオリティの高いお茶を提供し続けています。


ここでは工場が併設されており棒茶の焙煎ブレンド行程が見学できます。



お店に入る前から、棒茶のすっきりめの香ばしい香りに包まれます。

 

そして、茶房。

 


静かな空間に質の良いものだけを揃えた品格ある佇まい。


茶職人が入れるお茶の茶器は加賀市の作家ものを中心に、一点もの。



茶器や菓子器が加賀市で伝統的に生産されている九谷焼に山中塗。

 

 

お菓子は前出の小松市にあるよどがわさんです。ご親戚だとか。


こだわりの器にこだわりの菓子、それをもって初めて味わって戴きたいという店主の棒茶への想いが感じられます。


ちなみにあらためて行ってみたら


毎月8日は丸八のはちの日という事で


今月の一日限りのレアメニューがありました。




こちらのスイーツは加賀市にあるTUNAGUさん。


もちろんマリコロードも紫芋のタルトも美味しゅうございました。


クリスマスバージョンのウインドウ



本物を味わう大人のXmasプレゼントに、

中にはお歳暮セットも控えておりました(^ω^)

よどがわさんのクッキーやメレンゲなどもご購入できます。

心静かに酩茶を味わう。そんな時間はいかがですか。



茶房 実生

10:00〜18:00

定休日 水曜日

 

2013年10月18日金曜日

カフェ第一弾☆茶屋編その2〜茶房 古九谷〜



こんにちは!かがやき探検隊です。

先日、北陸新幹線の名前にも
「かがやき」が選ばれて、

キターーーー(≧∇≦)✨✨✨✨✨

て感じでしたね。

「加賀のかがやき」も、
ますます輝いてがんばらなくちゃですよ。



てなワケで、カフェシリーズ茶屋第二弾♪は

石川県立九谷焼美術館の2Fにある

茶房 古九谷さん。



加賀市大聖寺にある石川県九谷焼美術館。
隣には加賀市立図書館、そして公園。

この公園と九谷焼美術館は、
象設計集団の富田玲子さんが
実際に城下町大聖寺で暮し、
肌でこの地を感じ、
 
彼女の持つ感性と
女性ならではの視点から、
ここちよい空間にと設計した
くつろぎ空間です。

 
実際に住んでみるってなかなかできない事ですよね。


そのオリジナリティは
ぜひご自分で公園を散策し、九谷焼美術館内を見て体感してくださいね。 



さて本題に入るといたしましょう。


茶房古九谷さん。
中からも外からもアクセスが可能です。
来れば誰もが感じるハイクラス感。
工芸大国いしかわの
レベルの高さを感じさせてくれる店内は、
展示が常時手を変え品を変え行われております。
勿論ALL九谷焼。
素敵なコトに作品のほとんどが購入できます(^_^)




場所が場所だけにこのお店では

美術館に展示されている、
江戸時代の古九谷「色絵幾何学文皿」を模して、
加賀市在住の九谷焼作家達による、
生地から手作りしたオリジナル茶器で、
献上加賀棒茶を初めとしたお茶やコーヒーを楽しめます。




個性が出ています✨✨✨✨✨



これで飲む加賀紅茶。ステキです。

加賀の紅茶は紅茶であって紅茶でない。
この地ならではのとてもまあるい味のする優しい紅茶なのです。
静かな中、柔らかく香り立つ加賀紅茶に
窓から見渡す公園の緑と空のやわらかな青が、
日常で硬くなった感性をほどいてくれます。


一週間ごとに代わる
小松・加賀の名店の上生菓子も楽しめます。

今回私たちかがやき探検隊がいただいたのはこの三つ


・冷抹茶とみぞれまんじゅう


お菓子は山海堂さん。
テイストの違う器に山中塗。
それぞれに違う枝を添えて。涼を感じます。


・九谷豆腐と三体堂(煎茶)


山下一三さん作の急須には朱塗りの角盆がベストマッチ。
これ、すべて加賀市産。素晴らしい。


・加賀の紅茶とレアチーズケーキ
 

今回は小松のケーキ工房よど川さん。
もちろんこちらも九谷焼の素敵な器で。
よど川さんのチーズケーキと加賀紅茶の組み合わせには
ついフ二ャーとなります。(笑)

 
もう、どれも目から舌から満足させてくれる美味しさ。
つい「ねぇ次それチェンジ〜」と
素敵な大人の空間で回し飲み食べする
おとなげない探検隊………(;^_^A




美術館と一体となった古九谷の杜親水公園で光と風を感じながら、

すべてにこだわりがあるけれど、決してがんこではない、

大人のための知性のある上質な癒しの時間をすごせます。

ぜひ、大切なひととお越しくださいませ。
 



茶房 古九谷
加賀市大聖寺地方町1−10−13
石川県九谷焼美術館2階
休業日 月曜日(祭日の場合営業)



 


2013年9月25日水曜日

カフェ第一弾☆茶屋編〜栢野大杉茶屋

手作りの「えがらもち」が旨い!大杉茶屋のご紹介


栢野(かやの)大杉茶屋(おおすぎちゃや)



 はい。みなさまこんにちは。


かがやき探検隊でございます( ´ ▽ ` )ノ


我々は独自のシステムにより加賀市内のカフェをジャンル別にして紹介して行くコトにいたしましたd(^_^o)

って勝手にジャンル分けしちゃってゴメンなさいなんですが(⌒-⌒; )


まあ、小さなことは置いといて(いいのか?)


第一弾は茶屋特集ということで


茶屋と聞けばやはりここでしょと


来ましたよ、山中温泉の奥、福井に抜ける街道沿いにある、





栢野の大杉


ドドーーーーン‼︎


(アナウンサー調で)

栢野の大杉は世界一と言われるセコイアの樹齢、大きさとも対比しうる巨木で菅原神社の境内にある4本のご神木の一つ。


ここの大杉、癒されるんですよね〜😊


この木に逢いに来る人も少なからずいるんじゃないかと思うんですが。


その証拠は来るとわかります。隣の木との違いが全てを語ります😁




そして、



天覧の大杉で知られる、樹齢2400年の栢野の大杉前にある茶屋



(また 脳内アナウンサー:お好みの声でお願いいたします)


源平合戦のおり、負傷した武士が千年
の杉を目指せ、よもぎ草団子を食べよと二度の観音様のお告げから、
傷を癒し無事に京にたどり着いた逸話から地元では草団子を食す風習が始まったといわれる。


歴史が深い✨✨✨




大杉茶屋では地元のおばちゃん達が近所の山からよもぎを持ち寄り、毎日、草団子を作っています。


これが有名な「栢野大杉草団子
5個入り460円



素朴な味わいの草団子は甘く味付けたきな粉をたっぷりまぶして頂きます。


ヨモギの香りときな粉の甘味のバランス、食べ応えのある大きさ。


たまに無性に食べたくなるんですね〜


春先にいつ店が開くのか気になったり。


今回、私たちが食べたのがこれ。NEW!


加賀のかがやきのために 考案された


杉のこだま   3個入り330円


焼いた草団子を自家製あんこで食べる「かがやき草団子」なんですけど、


これ持って 大杉神社横にある休憩処でさっそくいただきました。


ここです。なんとも風情があります。


このアズキがふっくらとしてまたうまく炊いてあって、焼いた香ばしい草団子に合うったらなくて。


つい   かぶりつきました。
撮るか……?(ーー;)


探検隊声を合わせて


きな粉凌ぐかも‼︎というお気に入りぶりでした💕



カフェというよりは    峠の茶屋。


中と前にもベンチがあり、


自販機が入り口横にございます。


お店には地元のおねえさんが


草団子はもちろん


草団子の上にもち米を乗せたいがらもち

手作り味噌に梅干しに季節により山菜、キノコなどと共に


スマイル0円(?)でお待ちしております。


スマイルがない時はご自分で笑わせる、という方法もございます^_^


山中を巡るお散歩号バス停前。


栢野の大杉とセットで心も身体もお腹も癒されに来ませんか。

-infomation-
栢野大杉茶屋
営業10:00〜15:00
4月20日〜12月15日頃までopen
期間中木曜,(8/16〜22)休

石川県加賀市山中温泉栢野町ト10-1
http://kusadango.seesaa.net/s/