2014年7月7日月曜日

第二回加賀のかがやき食談会〜いちごいちえ〜

こんにちはー。

かがやき探検隊の大尉でございます。

いやー鬱陶しい日が続きますね。

梅雨って湿気で暑いのか寒いのかわからないときもあったり

気がつきゃ脱水症状起こしたり

油断がならないんですよね。

大雨にも注意です。

てなこと言いつつも

実は今日は5月の爽やかな時のお話( ̄ω ̄;)エートォ...

第二回加賀のかがやき食談会のコトです。

実は5月の24日、あの「温泉ライダーin加賀温泉郷2014」の1日目の夜に

片山津のカボチャ村にある

おばんざい今昔いちごいちえさんで

行なわれました。


この日だけの特別メニューを作って戴き

シメにはやっぱり

「鴨だしうどん」!


そしてゲストには

温泉ライダーでお馴染みの

自転車活用推進研究会の

小林茂基さん

自転車ツーキニストの

疋田智さん

サイクルライフナビゲーターの

はたなかきぬよさん

そして、鳥取県庁から

足立浩司さんともう一名の方がおいでになってくださいました。


温泉ライダーのエンデューロを明日に控えるとあって盛り上がります。

金沢FAVOからも加賀に興味を持っていただけている記者の方々が参加していただけました。

なんせ温泉ライダー関係ということで、自転車の話に花が咲きます。


そしてお料理。


まずは前菜
梅貝旨煮、ホタルイカ佃煮、鰰こんか漬け焼き

お酒が進む先付も地元色たっぷりです。

造り
鱸(すずき)、かんぱち、甘海老、〆鯵


焼物

真鯛の西京焼き
加賀太きゅうりのさっぱり煮添え

酢の物

サザエと旬菜の酢味噌

蒸し物

のどぐろとおぼろ豆富の酒蒸し

食事

鴨だし米粉うどん

これは毎回鉄板でございます。

特別に作って戴きました

そして

甘味

ビストロ ラ.ヴィーヴより
デザート4種盛り合わせ

加賀の食材が随所に使われていて

どれも美味しく頂きました。

おっと、忘れてはいけません。

スペシャルなお客様に

乾市議(右)がご参加しておられました。

左はカボチャ村の渡辺悟氏でございます。

マスターに味のこだわりを語っていただきます。


マスター

無理を聞いていただき

ありがとうございました。

次の日朝の早くから駐車場係として頑張っておりました。

なにはともあれ

美味しい料理と店主の話、

こだわりを食しつつ

酒を酌み交わしつつ

ワイワイと

食談の夜は更けて行きました。

ごちそう様でした。



2014年7月6日日曜日

柿の葉寿司コンテストin竹の浦館

こんにちは。

かがやき探検隊の大尉です。

今日はコレ

柿の葉寿司コンテストが行われました。

エントリーはなんと28!

大変ありがたいことです。

たくさんの柿の葉寿司がズラッと並んでいました。


1からお教えいたしますと、


1.柿谷和子さん作 「ます柿の葉寿司」

淡いサーモンピンクがはんなりと。やはりマスは食欲をそそります。


2.同じく柿谷和子さん作 「へしこの柿の葉寿司」

鯖のへしこにレモンがスッキリと。


3.小森喜代子さん作 「健康志向の柿の葉寿司」

玄米を使ってるんですね。
さすが健康志向。


4.文化協会大和作 「十万石柿の葉すし」
十万石の歴史をもっているんでしょうか。


5.山口徳子さん作 「アジの柿の葉寿司」

一見わかりませんが、酢飯と柿の葉の間に、アジを挟んであるんですね。
ちょっと変わってます。


6.古文書研究会作 「柿の葉寿司三態」
古代食を柿の葉で再現されたんでしょうか。真ん中の柿の葉を解く暇もなく働いておりましたので謎に包まれたままです…柿の葉だけど。


7.山口徳子さん作 「シャケの柿の葉寿司」
子供に大人気のシャケです。とくさの青に赤い干しエビが加賀市民が慣れ親しんでる姿ですね。


8.山の文化館高田宏さん作 「百名山柿の葉寿司」
百名山がつくワケは深田家にあり?


9.山口徳子さん作 「へしこ柿の葉寿司」

中にね、へしこがあること誰もわかりません。


10.発酵食研究所西野さん作 「柿の葉寿司NEO」
これ狙っていたのに無くなってました。泣
ワインと合いそうな顔してます。


11.山下昌憲さん作「しめ鯖桜でんぷん柿の葉寿司」
これもザ.柿の葉寿司!的な伝統的なお味です。


12.山下清子さん作 「柿の葉寿司」
あっさりと思わせて実は中にサラミ入っててビックリしました。


13.小谷菊枝さん作 「柿の葉寿司」
去年の最優秀賞の方です。山中の総湯のそばで市が立つ時には販売されているようで、安定した美味しさでした。


14.竹の浦夢創塾皆本眞司さん作 「発酵の里定番の柿の葉寿し」
発酵食品といえばやはりへしこでしょうか。


15.河田加代子さん作 「焼きへしこの柿の葉寿司」
こちらは焼きへしこ。ミョウガが女性の心を掴みます。


16.道場孝子さん作 「シイラを使った柿の葉寿司『ロール』」
シイラです。あの白身魚のフライの中身が酢でしめられてしっかりとした食感になってました。


17.北出純子さん作 「シイラを使った柿の葉寿司」
こちらもシイラを使って2種の長細い柿の葉寿司を2つ1セットで可愛く包まれていて、外見も中味もお洒落なお寿司でした。


18.楠野美明さん作 「シイラを使った柿の葉寿司」
富山の鱒寿司を彷彿させる形にわざわざ成形させた形が目を引きました。
中にはシイラ。思ったより合うんです。


19.濱田みちるさん作 「シイラを使った柿の葉寿司」
こちらもシイラを惜しげなく使ってトッピングは干し椎茸の煮物と干しエビ。

20.穴田修恵さん作 「柿の葉寿司」
金箔が目にも華やか。食べるまで中味がわからないのが柿の葉寿司の加賀市民っぽいところと似てますね。


21.金益智子さん作 「柿の葉寿司」
へしこ人気はやはり鯖つながり?
酢飯とへしこ、本当によく合います。ちゃんと塩抜きをしてあるからでしょうか。


22.藤島喜久枝さん作 「プチ柿の葉寿司」
鯛でんぷって好き嫌いがありますが、そそられるピンク色です。笑


23.野路千寿子さん作 「シーチキン柿の葉寿司」
一見北前船を意識した昆布のバリエーションかと思いきや、中にシーチキンがinだとは。


24.山口好子さん作 「へしこ柿の葉寿し」
へしこといえどもその人そのひとの処理の仕方と酢飯の塩梅で個性が違うのです。


25.同じく山口好子さん作 「サーモン柿の葉寿司」
食欲が湧いて来ます。お子さんのいる家庭には特に喜ばれそうですね。


26.柿谷清子さん作 「柿の葉寿司」
酸いも甘いも噛み分けた大人の味わい。


27.熊岡洋子さん作 「海と森の贈り物寿し」
1番派手な楽しい柿の葉寿司でした。


28.八木一朗さん作 「紀州吉宗柿の葉寿司」
こちらは他県から参戦のプロの味。
実は6個入りで全て違うネタ。
あと3つは牛肉と魚と鶏そぼろ?な感じのお寿司。
こちらの味より若干酢がきりりときいておりました。


いやあもう、家庭の数だけ柿の葉寿司があると言っても過言ではないでしょうが、この柿の葉寿司、見た目が激似でも中に隠れてる具材や味付けで全然変わっちゃうから面白いんですよね。

パッと見を地味に中には豪勢な具入りっていうのは
隠して食べないといけない事情が歴史にあったからでしょうか…

などと調べもせずに思いを悠久の時に馳せてみたり(´・ω・)スマソ


とは言ってもコンテスト。

順位がございます。




審査の方々がまずは試食。

28コもあるのでちっちゃくカットして吟味してました。
 

そして出場者や見に来られた方々もまってましたとばかりに試食。

「これ、美味しいわよ」「じゃいただかないと」
箸が集中します。

「…ふんふんこうなってあれをこう使って…ナルホド」

みなさん研究熱心なだけあって、じっくりと、ときに熱く話し合いながら試食をされてました。

審査の方々も

昔ながらの味を守るのか

新しい道を切り拓くのか。

甲乙付け難し!状態でした。



奥が深い!柿の葉寿司!底なしですか。
あなどれないです…(((=ω=)))ブルブル



さてさて。こちらの数々の賞を獲得するのは…

はい、決まったようです。


まずは高野商店賞。

ヨシくんありがとうございます。

エントリーNo.20!穴田さんの金箔が美しい「柿の葉寿司」です。



そして宮泉賞は…

エントリーNo.7の山口さんの「シャケの柿の葉寿司」
代理の方が受け取りました。

やはり根強い伝統の味。

お次はまれびと賞。

エントリーNo.11山下さんの「鯖と桜でんぷんの柿の葉寿司」です。

こちらも懐かしい味わい。

そして優秀賞のおふたり。

一人目は昨年度の最優秀賞を獲得されたエントリーNo.13の小谷さんの「柿の葉寿司」

そして二人目は

エントリーNo.18の楠野さんの「シイラを使った柿の葉寿司」

そして最優秀賞は…

ダダダダダダダダダダダダダダダダ

ジャーーーン

エントリーNo.16道場さんの「シイラを使った柿の葉寿司」に決まりました!

皆様、おめでとうございます。

各女連代表の南出さんが賞を取られた方たちだけでなくみなさんの素晴らしさを讃えます。


もちろん我らがまれびとのボス、としさんも。



反省点として

作品の特徴を一人一人聞くべきでしたね。
思いを知りたいです。

だけど今回へしこ率が高くて

へしこ好きの私としては大喜びでした。

そして何より、小松から賞を総ナメにした「シイラを使った柿の葉寿司」の皆様。大好評でした。



なんとかシイラを食べる方法を日々考えていらっしゃるグループだそうです。
シイラって魚のフライが王道だと思ってただけに
この使い方には驚きでした。


この下のほのかにピンク色の酢飯は
黒豆の煮汁でゴハンを炊いて、すし酢をかけるとピンクに色づくと聞いた時の感動ったらなかったです。


郷土食バンザイ


継承する女性たちバンザイ


そして温故知新


現代に合わせながら


受け継いでいかなければですよ。


しばらくサボってた大尉ですが、また柿の葉寿司(私バージョン)を作ろうかなと思う夜でした。



おつかれさまでしたーーー。